ホリエモンの凄いところは全てをロジカルに考え、言語化し、実行するまでのスピードの速さです。

志向の途中に産まれる「これは果たしてうまくいくのかどうか」という人間的な疑念を捨て、一度行ってみること。

一度ハマった物を次々こなし、己の血肉にしていくスピード感だと思います。

それを今行っている仕事にも上手く関連づけていく処理能力も高い。

ひたすらロジカル。

とかくロジカルになるためには知識がなくてはならない。

例えば仕事で一つの問題があるとしてロジックに対応するにはそれについての教養が必要ですよね。

人口減少、高齢化に伴い、これからの美容室はどうなっていくのでしょうという問題ひとつ取っても地域的な格差や場所によるニーズの違い、美容室の数の多さの割に労働力が減って来ていることなど多種にわたる問題点に関してある程度頭にないと対処できません。

まぁのこの問題は変動因子が多すぎるのでうまい例ではないですが。。。

とかくこの本で彼が言いたかったのはハマった物、興味のあるものなんでもいいから教養力を付けることに時間を割き、ロジカルにスピーディーに動こうという事。

なぜホリエモンがあれだけの仕事量を一人でこなせるのか理由がわかった気がします。

彼がいう言うには自分がやるべきでない事は人に任せるという事。

自分は自分にしか出来ない事に時間を割き、人を動かすことに回るという事でした。

印象的だったのが「原液を作れ」という言葉。

例えてカルピスの原液。

昔はカルピスって原液で売っててそれを水で割って飲んでました。（今でもありますが）

例えばホリエモンがブログやツイッターで発言したもの（原液）をネットニュースやテレビなどで薄めて広める。

原液があれば後はネットや人が勝手に薄めて広げていってくれるという話。

自分が原液を作り出せなければ薄める側に回されるよというコメントです。

そしてそれは教養を身につけることにより自ら原液を作り出せるようになるという事。

たしかに全くその通りだと思いました。

瀬戸内寂聴さんも好きなことを仕事にしろと言っていましたが、これも同じ理由でしょうね。

好きなことは夜更かししてでも追及します。夜更かししても辛くない。

そしていつのまにかその分野に対しての教養が身につき、原液を作り出せるのだろうなと。

追及するスピードが早いほど、いろんな分野に手が出るスピードが早いほどオンリーワンになっていけると言うことですね。

言うは易しなのですがごもっとも。

この本のお陰で自分も何がしたかったのか少し整理がついた気がします。

今回は他のことが言いたくて書き始めたブログなのですが凄く長くなってしまいました。

本題はまた後日書きますね！

一応わたし美容師です。笑

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2018.07